トッププレスリリース一覧40~50歳代男性の意識・消費動向調査

2009年10月13日 15:16

東京モーターショー目前<10月24日から一般公開>
~クルマ購入意欲調査~
オトコ達がクルマを楽しめる時代は終わってしまったのか?
「アルファロメオ現金購入」と「GT-R購入検討」しているのは普通の会社員


 コミュニケーションデザイン総合研究所(東京都港区)では、40~50歳代男性らの消費動向を継続して調査しております。
 間もなく開催される東京モーターショーに関しては、大手外国車メーカーの参加見送りや、規模の縮小など不景気を象徴するようなニュースが飛び交っていました。しかし、エコカーやファミリーカー全盛の中、そしてこの不景気の影に隠れてしまっているものの、自分のこだわりを貫いてカーライフを楽しんでいる男性がいるのも事実です。
 この企画では、本当はクルマが好きなのに「我慢だらけな日常生活」で悶々としている40~50歳代男性諸氏に、自分の気持ちに"許諾"を与えられるような、彼らを勇気付けるニュースを提供します。今回は、実際にカーライフを楽しみ、最近イタリア車を購入した人物と、スポーツカーの購入を検討している人物の「ごく普通の男性会社員」2人にインタビューし、その本音を探りました。






☆9年も乗ったから、そろそろ買ってもいい ~ GT-Rの乗換検討
 間もなく40歳になる神奈川県在住のAさんは、どこにでもいる普通の会社員。毎朝7時前に東京にあるオフィスに出社し、退社は毎晩10時過ぎ。このご時勢、管理職とは名ばかりで残業代はもちろんでない。夏のボーナスもダウンし、普段は極めて質素な生活を基本としている。
 そのAさんは2000年3月に新車で購入したスポーツカーを今も大切に乗り続けている。その車はクルマ好きなら誰もが知っていて、そして一度は乗ってみたいと言われる、日産スカイライン"GT-R"。「諸経費込みで630万円」を、無駄な金を使いたくないということでローンは一切組まず、コツコツと貯めた貯金から現金で払ったという。Aさんは購入後に2人の娘に恵まれたが、ミニバンなどのファミリーカーには一切目もくれず、その2ドアクーペの後部座席に2つのチャイルドシートを装備して、今も毎週末に娘を乗せて走っている。妻からは何度か「次は広い車がいいな」とか「ドアが4枚あるクルマがいい」と言われたそうだが、GT-Rを手放すつもりは全く無い。
 「クルマこそが、自分自身の象徴なんです。強烈に加速するマシンでないと操縦する楽しみが無くなって、人生が味気ないものになってしまいそうで怖いんですよ。社長付き運転手ならぬ、ワゴン車などの"家族付き運転手"になるのも絶対にイヤ」と笑顔で語るAさん。マツダのピュア・スポーツカー"RX-7"を2台乗り継ぎ、GT-Rに行き着いたAさんのクルマに対する想いに全くブレはない。
 「クルマは移動手段ではなく、人生の悦びであり、そして楽しみであり、自分自身の生き様です」と、中学生のときから熱く想い続けていたカーライフを、今も真っ直ぐストレートに続けている。
 エコカーやミニバンなどのファミリーカーが全盛の昨今、Aさんの想いはクルマに興味がない方々にとっては違和感があるかもしれない。しかしAさんは、自宅のマンション駐車場で愛車GT-Rの傍にいる際に、近所のご主人らに何度かこんな風に声をかけられている。

 「男のロマンですね」
 「すげー速いんですよね?」
 「スポーツカーか・・。うらやましいねぇ」
 Aさんはこう語ってくれた。「男性らは、好き好んでファミリーカーに乗っているわけではないんですよ。みんな若い頃はクルマが好きで、本当は自分のこだわりで車を買いたいはずです」。

 最近、最新型の日産GT-Rを開発した水野和敏氏と話す機会があったというAさん。諸経費込みで1000万円近いが、その最新型GT-Rに最近少し心を奪われているらしい。「不景気とか、年収ダウンとか関係ないんです。コツコツとためた貯金はある。もう、9年も今のクルマに乗っているから、そろそろ次のマシンを買ってもいいかなって思います」。


☆クルマは自分で選びたい ~ 現金でアルファロメオを購入
 神奈川県在住のBさんは、IT企業に勤める営業職で40歳。今年5月に正規販売店でイタリアのスポーツカー、アルファロメオ159を購入した。2月頃から検討しはじめ、足掛け4ヵ月での納車だった。この10月で購入して5ヵ月が経ったが、既に1万km以上も乗ったという根っからのクルマ好きだ。
 今回の購入に際し、妻からは「家族でゆったり乗れるファミリーカーを」とリクエストされた。普段は積極的に家事も手伝う"良夫"とのことだが、車の趣向に関しては絶対に譲れなかったと言う。なぜなら、「家族の用事のためにクルマを買わない」「クルマは自分の楽しみで、自分で選びたい」というのがBさんのクルマに対する想いだからだ。
 あちこちの販売店に足を運び、すっかり惚れこんでアルファロメオ159を選んだ。しかし「ワタシのリクエストに応じていない」と妻は当然反対。最後は妻から「そんなクルマ、絶対に許さない!」と"通告"されたが、Bさんが不機嫌になるのを見て、結果的に妻が折れてくれた。
 両親からも「もう少し待てば?」と購入にSTOPを促されたが、不景気が叫ばれる真っ只中、Bさんはなぜ車を買ったのだろう。「前のクルマに8年も乗っていて、故障しがちだったんで・・・」と言うBさん。もちろんこれも筋の通った消極的理由だが、いろいろと深くインタビューするうちに、明らかになったBさんの深層心理は「結局は新しいのが欲しかった」だった。「ある程度貯金はあったし、この価格なら大丈夫という心の中で折り合いがついたんです」と語ってくれた。
 Bさんは一見ソフトで柔軟そうに見えるが、実は頑固者と言われ、「自分のやり方を全く曲げないのは問題だ」と以前上司から叱責されたことがあるという。「なんでも思うとおりにやってしまい、他の人と同じ事が出来ず、実は不器用な男なのかもしれない」と自分のことを評しているが、実はそんな自分でいいと思っている。不器用なのではなく、一途なのだろう。
 ファミリーカーに乗っている同世代の"ご主人ら"に対して「よくそんなクルマで我慢してられるなぁ」と思っている。「もっと自分のやりたいように、好きなように、わがままを通してもいいんじゃないの。普段無理してるんだから」というBさん。最近、社内にもアルファロメオを楽しんでいる同僚がいることに気がついたこと、そして営業先の担当者も自分の趣向を貫いてBMWを買ったことを教えてくれた。自分のカーライフを楽しんでいるオトコがジワジワと増えているようだ。
 妻からは「スポーツカーはこれで最後。次はファミリーカーを買ってもらいます」と釘を刺され、Bさんは表面的には同意したフリをしているが、「そんなクルマ、絶対に買わない」と密かに思っている。

 インタビューに終始笑顔で応じてくれたBさん。彼の想いにブレはない。


 世の男性諸氏も、「若い頃に想い描いていたカーライフ」を思い出してみてはいかがだろうか。「ご主人」から「自分を貫くオトコ」になるのも、この人生の中できっと悪くないはずだ。


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