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2009年9月 9日 03:49

 

20~30歳代OLらの意識調査<理想の上司とダメ上司>

ブレない"サムライ上司"が景気回復の鍵?
言う事がコロコロ変わる「サイコロ上司」や、
上だけ見ている「ヒラメ上司」が、ヤル気を削ぐ


 コミュニケーションデザイン総合研究所(東京都港区)では、2009年8月下旬に20~30歳代の女性会社員(OL)20名ほどを対象として、「40~50歳代男性上司」に関するヒアリングを行ないました。このヒアリングは、当総研が2009年8月上旬に行なった『20~34歳OLらの「上司」に関する意識調査(インターネット調査)』を基に、OLらの生の声を集め、よりリアルな傾向分析を行うことを目的にしております。

 今回の調査により、ダメ上司がOLらのモチベーションを下げ、社内での業務効率を下げている原因であることが判明。反面、「ブレずに筋を通して」「責任感のある」サムライのような人物が理想の上司であり、理想の上司が増えることによって、仕事へのモチベーションも高めることが出来、結果的に企業の業績回復と、日本経済の復興にも繋がるのではないかとOLらは考えていることがわかりました。





【×:ダメ1】
腹回りだけでなく、指示・方針も揺れ動く"メタボ上司"

 神奈川のメーカー勤務・A子さん(31歳)は、今回のヒアリングで以前勤めていた出版社のダメ上司のことを思い出し、久しぶりに苛立ってきたという。そのダメ上司は、早稲田大学出身で当時40歳代後半の編集長。ルーズなファッションでメタボ体型という、自己管理できない典型的なダメ上司だった。プライドが高く早稲田大学出身であることを自慢し、有名大学の出身ではない社員を鼻でバカにする。慶應義塾大学出身のA子さんに対してはヘンな仲間意識を持って接してくることが多く、「早稲田はこうだけど、慶應はそうだよね」といった大学トークをやたらふってきた。
 そんな上司は"上には絶対服従"のステータスに弱い男だった。A子さんが作った出版企画を、「役員の承認が取れなさそうだから」と、会議に上げようともしない。また、役員の態度によって、自分の出した指示を都合の良い様に理屈を変えて、あっさりと方針転換してしまう。上には何も言えずに指示もブレる。そんなメタボ上司に嫌気がさし、退職しようと思うこともあったという。

【×:ダメ2】
上しか見ずに中身の薄っぺらいのは"ヒラメ上司"

 東京の流通業勤務・B子さん(37歳)は、辞めていったダメ上司について語ってくれた。彼は大手商社から転職してきた、とても頭の良い43歳男性。その商社では最年少で子会社の社長になったのだが、その子会社を潰してしまったという。今になって伝え聞くところによると、その理由は"人望が無いから"。
 B子さんの会社では、役員の期待を受けて人事部の部長に就任。とにかく頭が良いので、"自分が如何に優秀で、成果をこんなに多く出せている"と役員にアピールするのが上手かったとのこと。しかし、仕事は「自分にとってプラスかマイナスか」もしくは「自分が好きか嫌いか」で判断し、同僚・部下からは完全に疎まれていた。すっかり雰囲気の悪い部署になった人事部。ある時役員がその状況を知り、結局彼は居場所が無くなって退職。B子さんは、そんな彼のことを「上しか見ていなくて、上から見ると大きく見えるけど、本当は薄っぺらい"ヒラメ上司"」と名づけてくれた。

【×:ダメ3】
コロコロ変わる"サイコロ上司"に、言うだけ無駄な"馬耳東風上司"・・・。

 東京の商社勤務・C子さん(28歳)のダメ上司は当時50歳の部長。彼は気分で仕事を進め、数日で考え方がコロコロ変わるのが特徴。C子さんはその上司の指示で仕事を進めていたのに、「なぜそんなことをしているんだ!」と激しく叱責されたことがあると言う。C子さんの知らないうちに、上司の頭の中で考えが変わっていたのだ。そんな上司のことをC子さんは"サイコロ上司"と命名。びくびくしながら仕事をするのが本当に嫌だった。
 社員数20人程度の東京にある広告制作会社勤務・D子さん(35歳)。彼女のダメ上司は、今も直属の55歳部長。D子さんの身内に不幸があり、その上司に忌引きの申請をして休みをとった。葬儀も終わり、業務に復帰したところ、社長から「何で休んでたの?」と言われビックリ。部長は社内の誰にもD子さんが休んでいる理由を伝えていなかったのだ。その時ばかりはD子さんもさすがに転職を考えた。その部長は役員から「君も営業をやりなさい」と言われ続け、3年かかってやっと営業を始めたという。言うだけ無駄な感じがするその部長のことを、D子さんは"馬耳東風上司"と評してくれた。

【ダメ総括】
主張や発言がブレて、頼りがいが無い/外見の傾向はメタボ系

 今回ヒアリングに応じてくれたOLらの意見を集約すると、当総研が8月上旬に行なったインターネット調査の結果(http://www.cd-s.info/2009/08/post-5.html)を裏付けるものとなり、役員など"上"の目を気にして「主張や発言がブレる」、決めることも出来なければ役員らに談判もしてくれないという「頼りがいが無い」、といった点がダメ上司の特徴であることが再確認できた。OLらのストレスの源でもあり、加害者(?)でもある男性上司らはこの点をぜひご認識いただき、改善のきっかけとしてはいかがだろうか。なお、今回のヒアリングを通じて、ダメ上司の特徴が「ファッションに無頓着orセンスが無く」、そして「小太り」「ドラえもん体型」といったメタボ系である傾向が強いということが判明した。中身もダメな上司は見た目も悪いということか。

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【○:理想1】
一見草食系だが、強靭な意志で社員を引っ張る"サムライ専務"

 先にも登場した東京の流通業勤務・B子さん(37歳)。新規事業を進める専務(48歳)の下で最近まで仕事をしていた。周りからは、「大人しそうなあの人がなんで専務なんだろうね」と言われるが、B子さんはそんな専務の秘めたる力を知っている。新規事業のスタート当時、「そんなの成功しない」「無駄な事業」「早く止めちまえ」と社内では散々な評判で、逆風の嵐。そんな中でも専務は事業を進め、軌道に乗せることに成功。今では社の大きな事業となり、成果も出ているという。
 この勤務先は離職率が高めとのことだが、専務の下での部署は雰囲気がとても良好で、その部署の社員離職率は全社的にも低かった。視点も大きく、発想もニュートラルで、働いていても精神的にとても楽だったとB子さんは語ってくれた。細身で一見草食系に見えるが、内面は意志が強く、打たれ強い。「とにかくブレなさ加減がスゴイ」とB子さんが評するその専務は、多くの企業や社会が待望している、日本再生の鍵となる「現代のサムライ」なのかもしれない。

【○:理想2】
私のせいで社長激怒、それでも責任をとる"胸キュン部長"

 先にも登場した神奈川のメーカー勤務・A子さん(31歳)。以前、広報担当をしていたときに、彼女がセッティングした取材がもとで、とある雑誌で社長に対する批判的な記事が掲載されてしまった。社長は激怒し、一人で悩みを抱え込んだA子さんは、51歳の直属上司である部長に相談。普段から「自分が良いと思うように仕事を進めればいい。何かあったら報告して」と言っている部長は、彼女を責めることもなく、他の役員も巻き込み事態を速やかに収束させた。その部長の姿を見て、A子さんは「頼ってもいいんだ・・」と胸がキュントしたという。  柴田恭兵似で体のトレーニングも欠かさないという胸キュン部長。普段の業務でも一度決まったことは決して覆さず、A子さんは安心して仕事ができる。ブレのない頼りがいのある理想の上司で、部署内の団結意識がとても高く仕事がしやすかったとのこと。

【理想総括】
理想像は、ブレずに頼りがいがある、
イザと言うとき責任をとってくれる"サムライ上司"

 OLへのヒアリングの結果、上司に期待するのは「主張が変わらない」「安心して頼れる」「逃げずに責任を取ってくれる」「メンバーを引っ張ってくれる」といったような、ブレずに筋が通っている姿を期待していることが窺えた。不況で社内が暗くなる中、WBCでの活躍も記憶に新しいイチロー選手のような"サムライ"の登場を期待しているのだろう。結果的に「職場に活気が溢れ」「メンタルに病む人が少なくなって」「不況でも明るく活気のある企業が増えそう」とのコメントも寄せられた。
 「理想の上司がもっと増えると、周りの社員にもその先にいる家族にも幸福度・満足度が連鎖して、日本中がハッピーになるーーー」。A子さんは確信のある笑顔で語ってくれた。経済状況が芳しくなく、沈滞ムードが漂っている日本が元気になるためには、まず経済活動の中心である企業・法人の社内がハッピーになり、業績回復のきっかけとする必要がある。このご時勢、ダメ上司の下では決してそれは成し遂げられないだろう。
 企業の業績が上向き、結果、日本の景気が回復する。その鍵はサムライ上司が握っているに違いない。



 


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